色:背景を埋める色があり、格子を彩る色がある。
色同士の相性はもちろん、背景の明暗もチェック柄の表情を決める大事な要素。
例えば赤を使ってチェック柄を作ろうとしたら、格子を赤にするか、地を赤にするかで全く違うモノになります。
無限に存在する色の組み合わせからどれをチョイスするか?どのように使うのか?まず悩むところです。
縞幅・間隔:縞を太くすればどっしりとした柄になり、縞の間隔(つまり地の部分。)を大きくとればスッキリしたがらになります。
また、アクセントの位置をどちらにするかがこの時点で大体決まります。
基本パターン:どんなに複雑なチェック柄も、結局ストライプの組み合わせ。そして必ずどこかで繰り返す「セット」が存在します。
さらに分解していくと、細めの縞を2本並べて二筋、3本並べて三筋、太めの縞に沿わせた片子縞。そのまま並べても、組み合わせて並べても安定感のある幾つもの基本パターンがあるのです。
こうしたいくつかの要素を踏まえて柄のひとつひとつを分析していくと、無限に広がるチェック柄の宇宙がとてもわかりやすくなります。